色々な経緯があってLCDパネルバックライト用に5V-12Vのステップコンバータを設計し、動作確認をしましたが、最高輝度(電流が一番おおきい)ときに間欠動作をする不具合が出てしまいました。問題はアートワークと熱。緊急開発だったので、GNDの処理などが全く考慮されていないボードに出来あがっていて、みごとに不安定動作になってしまいました。また、FET内蔵コンバータはピン経由でパターンから放熱をする必要がありますが、ここも全く不十分で、最大電流では発熱が大きく動作を停止してしまいました。GNDの強化と、小型の銅版によるヒートシンクを作成し、熱を逃がす工夫でなんとか、安定動作にはなりました。普段からDC-DCの基板パーターンには注意をしていますが、今回はノーチェック。これが失敗の原因。やはりアナログ系は難しいんでしょうね。